「純銀NEMコイン・七宝入り」製作開始・進捗状況

(更新)9月中旬「純銀NEMコイン七宝入り」限定受注開始

 

SAKAMOTOは純金ビットコイン純金モナコインにつづいて、「純銀製・七宝入りNEM」のリアルコインの製作を開始しました。

純銀(SILVER1000)の材質でネムのロゴを日本の伝統工芸でもある透けの七宝焼きで表現することをテーマとしています。

七宝焼き(しっぽうやき、英語: enamel)とは、金属工芸の一種で伝統工芸技法のひとつ。金属を素地にした焼物ともいえる。青銅などの金属素地に、釉薬(ゆうやく)を摂氏800度前後の高温で焼成することによって、融けた釉薬によるガラス様あるいはエナメル様の美しい彩色を施す。日本語の七宝焼の名称の由来には、宝石を材料にして作られるためという説と、桃山時代前後に法華経の七宝ほどに美しい焼き物であるとしてつけられたという説がある。(Wikipedia)
Shippoyaki (cloisonne) has been part of the world of Japanese art for hundreds of years. The earliest example is in the Asuka Period in the latter part of the 6th century.

七宝焼は、何百年にもわたって、日本の美術の一角を占めてきました。最初に作られた七宝焼きは、6世紀後半の飛鳥時代にさかのぼります。(引用元

弊社は、30年以上の製作のなかで、国・造幣の素晴らしい七宝の勲章を近くで見たり記念品の製作にたずさわり、七宝焼きの美しさに心を惹かれています。

しかしだんだんと、「七宝」で社章やメダル・記念品の色を入れる需要がなくなり、かわりにラッカーやエポによる塗装、印刷にかわりました。そのため最近は町ではあまり七宝入りの品物を見なくなりましたし、若い人も知らないかたが多いです。

ネムの色をいれる上で、是非「七宝」の美しさで表現したいと、七宝の製作所にご協力をお願いして製作を開始いたしました。

 

ネムコインの金型から色入れ

日本は明治から欧州の影響を受けて大判・小判から正円の貨幣を製造し始めました。貨幣博物館にいくと日本の貨幣の歴史の変遷を知ることができてとても興味深いです。

明治金貨のようにコインのまわりに「ミール」という小さなドーム型の地模様を二重に鏨(たがね)でいれております。

金型を製作したあとは粘土や鉛の板にプレスして彫りの具合を確認します。

純銀ネムコインは「透け」とよばれる透明がかかった七宝を入れたときになかに浅く彫り込まれれた3種類の日本の和柄を浮かび上がらせるために」、七宝を入れるための彫りの深さと地模様の浅さを注意深く計算しながら金型を完成させます。

金型が完成したら「火」を入れて金型をかためます。それでもう元には戻れません。

 

サンプルをつくるために金型で純銀の板にプレスしてコインを造ります。このままでも十分に美しい純銀コインです!

 

 

七宝は何種類もの七宝の釉薬で試して七宝焼きを試しました。最後は持った七宝と銀を丁寧にマイスターの職人が磨き初回・第1号の純銀ネムコイン・七宝入りの完成です。

七宝の美しさは頭の中のイメージをこえるほど美しくできれば直接見てもらいたいなあ、というくらい!

 

 

このあとは裏型を造りあらためてサンプルを再作成します。純金モナコインと同様に造幣局で純銀証明の刻印を入れる予定です。製造番号をいれるかは未定です。製作完了後のネットストアで個数限定で販売予定です。

またTwitterやウェブサイトで進捗をご報告いたします。

 

製作ギャラリー

純銀ネムコイン粘土打ち
純銀ネムコイン・プレス打ち
純銀ネムコイン・七宝入り完成

(更新)9月中旬「純銀NEMコイン七宝入り」限定受注開始

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7/27 純金モナコイン贈呈式@モナバーTOKYO プレオープンパーティ

7/27 金曜日、仕事のあと東京・高円寺にあるモナバーTOKYOさんのプレオープニングパーティーにご招待いただき参加してきました(・∀・)

Twitterでしか知らなかった伝説的な(?)モナコイナーのみなさんとも会ってお話しすることができ、わたしにとっては刺激的で濃いいパーティでした。

モナバーのビールはちょっとスパイシー(?)なビールでした。やみつきになりそうでそればっか飲んでました。

パーティのなかでモナバーのオープンを記念した授与式が行われまして、サカモト彫刻で製造した「純金モナコイン」と「純銀モナコイン」を贈呈させていただきました。

常日頃、表彰記念品を製造に関わっておりますが贈呈する役割はいままでなかったので緊張しました。。

 

情報を発信しつづける

サカモト彫刻は、昨年に「純金ビットコイン」をリリースしたあと、「プラチナイーサリアム」とつづいて、そして第三弾で2018/5から「純金モナコイン」を製造していました。

たまたまモナバーTOKYOさんのオープンと時期がかさなってご縁がありパーティに参加させていただきました(・∀・)

こちらのリリース時期が半年前や後だったりずれてればみなさんとお会いしてなかったかもしれないと思うと、偶然なのか必然なのか。。

情報発信しつづけることで人と人がつながる時代ですので八百屋さんだって金工職人もネットやSNSは重要ですね!

 

次はK18モナネックレス

大手ジュエリー製造工場と提携し「モナジュエリー」の製作を進めています。第一弾は「K18モナネックレス」でちょうど最初のサンプルがあがりモナバーTOKYOさんにもっていきました。

漫画家で「毎日かそ〜つ〜か〜」を連載しているたまきちひろさんにつけてもらいました。とても似合うのでびっくりしました!

 

 

「純金モナコイン」と「純銀モナコイン」は7月22日から販売(受付)開始しております。

純金モナコインの初回限定10個のほうは完売してしまいましたが、純銀モナコインのほうは残っております。→ https://store.medals.tokyo/items/12095582

 

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師走。弟子がやらかして師匠が走る?

12月になりました。あともう少しで冬休み!

なのですが僕たちはなにかとー…というかおかげさまでとっても忙しい状況です。

冬に駆け込みお仕事の話もやってきて、ひとつひとつ対応していますがなかなか落ち着きません。

新メンバーの活躍もあってがんばって前に進んでいます。

 

年末や年明けに企業の表彰関係もあり、われわれですと記念メダルやコインなどの記念品の製作がたてこんでいます。

職人の工房・製作所と企業のオフィスの間をいそいで移動することもあります。

工房とオフィスじゃ雰囲気がぜんぜん違いますからギャップがあって、ときどき不思議な気持ちになります。

 

師走ですのでみんなどたばたしてます。

この時期は車の事故もおこりやすくなります。仕事で移動中に事故になったという話も聞きました。みなさま、お気をつけください。一息ついて、気持ちゆっくりめに。

「師走」はなぜ師走(しわす)というのでしょうか?

少しネットで調べてみたらいろいろな説があるようです。

師走の意味とは?

ぼくらの仕事で解釈すると「弟子が忙しい時期なのに仕事でやらかしてしまって師匠まで走ってその対応しないといけない季節」ということにしますか。


はなしはかわって地下鉄にSAKAMOTOの広告を出すことにしました!

現在、デザインなど調整中ですが予定通りいけば今月のクリスマス頃には掲載されるそうです。

提出するデザインの形式や規定などいろいろ細かいことがあり勉強しながらやってます。

また次のブログで報告します。

↓はイメージでこのような広告にはなりません。いや、でも、しません。

 

それではくれぐれも事故にはお気をつけください。

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第一回ノーベル賞は「メダルなし」だった?

2017年のノーベル文学賞に、日系イギリス人作家のイシグロ・カズオ氏(62)が選ばれました。

長崎生まれのイギリス人、イシグロカズオ。海洋学者の父がイギリス政府に招かれて家族で渡英とのことです。

政府に招かれて移住ってそんなことあるんだな。(追い出されてとかじゃなく)

ノーベル賞が発表された時期なので、ノーベル賞のメダルのことを少し調べてみました。

ノーベル賞(ノーベルしょう)は、ダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベルさんの遺言に従って1901年から始まった賞です。

遺言においてノーベルは、「私のすべての換金可能な財は、次の方法で処理されなくてはならない。私の遺言執行者が安全な有価証券に投資し継続される基金を設立し、その毎年の利子について、前年に人類のために最大たる貢献をした人々に分配されるものとする」と残しています。

1974年(昭和49年)、佐藤栄作に贈られたノーベル平和賞の金メダル(wiki

ノーベル賞に関するおもしろい話を2つ見つけました。

ノーベル賞の受賞者は金メダルが贈られますが、第一回の受賞のときにメダルが間に合わなかったため、第二回からメダルが授与されたそうです。とほほ。

もう一つは、ノーベル賞メダルの材質です。

1980年以前は、ノーベル賞メダルは純金製(K24)だったそうです。

しかしメダルを落としたりぶつけたりすると、すぐ曲がったり、傷がつきやすかったため、18金に24金メッキする仕上げに変更になったそうです。(重量は約200g、直径約6.6cm)

(前回記事)オリンピックの金メダルは金100%ではない?

ノーベル賞が設立された理由は、ノーベルが若い女に騙されたことがきっかけ

たしかに純金はとてもやわらかいです。

純金の板は手で簡単に曲がります。また傷もつきやすいです。そのため身につけたり実用性のあるアクセサリーやジュエリーは18金であることがおおいです。

第一回にノーベル賞を授与されたかたはメダルなしだったのでしょうか?おそらく後で渡されましたよね。。じゃなかったらほんととほほだ。

 

↓ 記念メダル・表彰コインの製作はこちらへ

 

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金メダルは最高の表彰である / 東京オリンピックまであと3年!

東京オリンピックまであと3年!

東京オリンピック2020まであと約3年です!

少しずつ近づいていますが、関係者のはなしを聞いてると、東京五輪関係の仕事はあまり動いてないようです。

そういう話をきいてると少し残念な気がします。

せっかく世界中から東京にあつまってきて世界一を決めるスポーツの祭典がおこなわれるのです。

東京の観光としても最大のアピールになるはずです。

 

観光地のお土産

東京オリンピックのお土産や記念品など、旅行者が国にもってかえってもらうお土産が足りないとだめじゃないか?

もちろん国内向けも必要です。みんなが「ほしいな!買ってかえりたいな!」とおもうようなあたらしい記念品やお土産がどんどんでてこないと。2020年は一度しかこないんだから。

わたしたちはピンバッジキーホルダータイピンなど身につけられるアイテムや、メダル・コインなどの記念品・オリジナルグッズで貢献できればとおもい、デザインや予算やロットなどの相談むふくめてご提案させていただければと考えています。

 

早めの準備が大事ですね。

オリンピックにでるアスリートのなかで、最高の選手に、No1の栄光に送られるのがゴールドメダル(金メダル)です

金メダルは最高の表彰であります。

 

金メダルは最高の表彰である

企業の表彰でもメダルの贈呈は増えてきました。

わたしたちは都内のお客様が多いのですが、表彰でいままでわたしてた記念品があまり評判がよくないから別のにしたいと、それでメダルにしたらどうか?と相談をうけることもあります。

わたしはとても賛成です。特にNO1の栄光に送られる記念品にメダルは最適ではないでしょうか?(最優秀〇〇賞、ベスト〇〇アワード、ベストセールス賞)

ついでにプチ表彰台も用意して1位に金メダル、2位に銀メダル、3位に銅メダルを首にかけてあげるメダル表彰式を開催するとか。

半分冗談ですが、とても盛り上がると思います!

家にかえって「お母さん、おれ、会社で金メダルもらったよ!!!」

お母さん「えっ?なんで?」

メダルの大きさは、大きいものは直径100ミリ近いものもありますが、だいたい50−70ミリくらいのものが多いです。それより小さめの40ミリくらいのメダルもあります。ミリタリーのチャレンジコインのような大きさです。

大きさにもよりますが、材質をNo1メダルは金製にして、No2 には銀製、それ以外はメッキ仕上げにして、材質で差別化をはかることもできます。

メダルに刻まれた星の数で表現することもあります。

最高ランクは5つ星。次は4つ星、3つ星、、、最初は1つ星からスタートです。

「先輩、5つ星になったんだって、すごいですね!」

次の日から先輩のあだなは FIVE STAR (ファイブスター)です。

社員表彰にエンターテイメント性を導入して社員のモチベーションに火をつけてください

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表彰・記念メダルの製造はこちら