SAKAMOTO BLOG

日々のブログ

コイン・メダル・社章製作のこと、金属加工や素材の話、神楽坂での仕事の記録をまとめています。

なぜ小判は楕円型なの?「黄金の国ジパング」の歴史から紐解く

 

こんにちは、株式会社SAKAMOTOの坂本です。

前回は、地球上の金は実はプール四杯分しかないというお話でしたが、今回は、昔のお金というイメージが強い『金の小判』についてご紹介したいとおもいます。

SAKAMOTO 幻の江戸城純金小判の金型を製作中

小判のルーツは、秀吉が作った「究極の記念品」だった?

「小判」と聞くと、江戸時代の時代劇でお買い物に使われているイメージが強いかもしれません。しかし、その大元を作ったのは戦国時代の天下人・豊臣秀吉です。

秀吉は日本中の金山を支配し、縦17cm、重さ165gという、とんでもなく巨大な金塊プレート「天正長大判(てんしょうながおおばん)」を作らせました。
実はこれ、お店での買い物に使うお金ではありません。手下の武将が戦で大活躍したときに、「お前、よく頑張ったな!」と褒美として手渡すための「究極の恩賞・記念品」だったのです。

その後、天下を統一した徳川家康が、「あんなデカい金塊、普段のビジネスで使えるわけないだろ!」ということで、商人でも使いやすいサイズに小さく引き伸ばしたのが、私たちがよく知る「小判」の誕生です。


なぜ小判は「丸」ではなく「楕円形」なのか?

純金鳳凰小判

世界のコイン(金貨)は丸型が基本なのに、なぜ日本の小判だけは「たまご型(楕円形)」なのでしょうか?ここに、当時の職人たちの驚異の金属加工技術が隠されています。

当時、金をきれいに丸くくり抜く機械はありませんでした。
そこで江戸の職人たちは、金の塊を平らな板の上に乗せ、ハンマーで「叩いて、叩いて、縦にびよーんと引き伸ばす」という手法を取りました。

職人が手作業で1枚ずつ、魂を込めて叩き上げた結果、自然とあの美しい「楕円形」になったのです。
表面にびっしり刻まれた横線(ござ目)も、ただのデザインではなく、「これは金をしっかり叩いて引き伸ばして作った本物だよ」という職人の証明であり、手から滑り落ちにくくするための知恵でした。

日本独自の美しい形状を持つ「小判型の金製品」は、今もなお高い人気を誇っています。特に、その年の縁起物である「干支」や、国内外で愛される「人気キャラクター」をあしらった金の小判は、資産価値だけでなくコレクションや贈り物としての魅力も兼ね備えており、多くのファンを惹きつけてやみません。


今だからこそ、SAKAMOTOが「本物の純金小判」をお届けする意味

歴史の中で、大商人が「これぞ本物の価値だ」と蔵の床下に隠し、現代の「埋蔵金ロマン」にまでなった小判。

金相場が高騰を続ける今、私たちはその江戸の伝統とプレス加工の技術を受け継ぎ、社内で本物の「純金小判」「K18小判」を製作しています。

世の中には、予算を削ってプラスチックや安い合金で作られたイミテーションの記念品も溢れています。しかし、会社の周年記念、大切な社員への永年勤続表彰、お世話になったVIPへのギフトで、貰った人が本当に感動し、捨てずに「家宝」として代々受け継ぎたくなるのはどちらでしょうか?

手にした時のずっしりとした重み、本物だけが放つ圧倒的な輝きには、人の心を震わせる確かなパワーがあります。


あなたの会社の歴史を、本物の輝きに刻みませんか?

「本物の小判なんて、いくらかかるか分からなくて怖い……」
そう思われるかもしれません。

そこでサカモトでは、サイズや数量を選ぶだけで、その場で瞬時にシミュレーションができる『簡単お見積もりツール』をWebサイトにご用意しました!

真鍮製の高級金メッキ仕上げから、資産価値そのものである「純金(24金)」まで、ご予算に合わせてその場で概算金額がパッとわかります。

あなただけのオリジナル小判のシミュレーションを試してみてください!

選ぶだけ!簡単お見積もりツールはこちら


自分だけの特別なコレクションや、大切な方への記念品として、世界に一つだけの小判を作ってみませんか?当店の小判製作ページでは、ご注文の流れやこだわりの仕上げについて詳しくご紹介しています。まずはお気軽にご覧ください。

【世界に一つの輝き】小判製作の案内を見る

 

24時間1秒で概算回答!神楽坂の金属加工SAKAMOTOが「簡単お見積もりツール」を自社開発した理由

SAKAMOTO 鳳凰小判

特注のオリジナルコインや社章、バッジを作ろうと思い立った企業の担当者やデザイナーが、最初にぶつかる大きな壁があります。

それは、「で、結局いくらかかるの?」という疑問です。

オーダーメイドのモノづくりは、サイズ、仕上げ、数量、そして地金の相場によって価格が複雑に変動します。そのため、これまでの一般的なWEBサイトでは「まずはお問い合わせください」という無機質なフォームがあるだけで、メールの返信を何日も待たなければ概算すら分からないのが業界の当たり前でした。

しかし、スピードが命の現代のビジネスにおいて、その「待ち時間」は大きなストレスであり、企画の足かせになってしまいます。

「お客様が企画を思いついたその瞬間に、一歩先へ進めるワクワク感を提供したい」

その想いから、私たちSAKAMOTOは、WEBサイト上で条件を選ぶだけで、その場で一瞬にして目安となる概算金額を弾き出す「簡単お見積もりツール」を自社実装いたしました。

簡単見積もりツールで、コインやメダルの直径や仕上げの種類を入力し、概算見積もり表示ボタンを押すと、金型代・製造代を自動計算して1秒で概算見積もりを表示します。

24時間365日、あなたが新しいアイデアを思いついたその瞬間に、私たちのツールはいつでも神楽坂のオフィスでお待ちしています。ぜひ、新しくなった「簡単お見積もりツール」を、あなたのビジネスの強力な相棒として使い倒してみてください。

➔ [24時間1秒で概算がわかる「簡単お見積もりツール」を試してみる]

金は地球にプール4つ分しか存在しない?宇宙が生んだ超レアメタル「ゴールド」の真実

 

「地球上にあるすべての金をかき集めても、オリンピック公式プール約4面分(約20万トン)にしかならない」

そんな有名な都市伝説のような話を、耳にしたことがある方も多いかもしれません。実はこれ、紛れもない「真実」です。人類が数千年の歴史の中で命がけで掘り出してきた金の総量は約20万トン。そして、現在地中に埋蔵されていることが確認できている残りの量は、わずか5万トン程度と言われています。つまり、人類がこれからアクセスできる金は、あとプール1面分にも満たないのです。

かつて中世の錬金術師たちは、金に酷似した怪しい輝きを放つ黄鉄鉱(パイライト)を本物の金と見間違え、のちにそれを「愚者の黄金(Fool’s Gold)」と呼びました。科学がこれほど発達した現代においても、私たち人間は、ゼロから本物の「金」を作り出すことは絶対にできません。金は、地球上で絶対的に「有限」なのです。

■ 宇宙の衝突が生んだ、本物の「超レアメタル」

なぜ金は人工で作れないのか。その理由は、ゴールドの故郷が地球ではなく「宇宙の彼方」にあるからです。

金(原子番号79)のように重く強固な元素は、通常の星が一生を終えるときの核融合レベルのエネルギーでは生まれません。宇宙空間で「中性子星」と呼ばれる超高密度な星同士が激突した、想像を絶する極限の熱量とエネルギーの瞬間、その一瞬の奇跡の交錯によってのみ、金はこの世に生成されたとされています。

つまり、私たちが今、目の前で触れている純金の記念コインや、ずっしりとした役員用の高級社章は、単なる貴重な金属ではありません。何十億年も昔に宇宙の彼方で起きた「星々の衝突の記憶」そのものが、巡り巡って今、私たちの手元にあるのです。

金の価値はリアルタイムに動く

宇宙の遺産であり、地球上で絶対に増やすことのできないゴールド。だからこそ、その価値は世界市場の思惑や経済の動きと連動し、24時間、秒単位で変動し続けています。

一般的な貴金属製造会社では、国内の店頭価格(1日1〜2回の固定価格)を基準に見積もりを算出することが一般的です。しかし、世界市場は常に動いています。そこで今回のWEBサイトリニューアルにあたり、私たちは世界市場のスポット価格と秒単位で連動する「15分更新のリアルタイム貴金属参考レート」をトップページに実装しました。

「今この瞬間の、本当のゴールドの価値」を、嘘偽りなく、15分ごとに最新の状態でオープンにする。これこそが、価値ある素材をお預かりする製造プラットフォームとしての、私たちの誠実さでありプライドです。

■ 100年先へ残る「企業の誇り」を刻む

プール4面分しかない、宇宙が生んだ奇跡の結晶を預かり、プレスし、形にする。

そこに「企業の歴史(社章)」「不変の功績(記念メダル)」という、100年先まで色褪せない新たな命(デザイン)を吹き込むこと。それこそが、東京・新宿の地で金型彫刻の技術を磨き続けてきた、私たちSAKAMOTOの職人の矜持です。

「手元にあるこの素材、今の相場だとどれくらいの価値になるのだろう?」

「このサイズで純金コインを作ったら、地金代の目安はいくらになるのか?」

そう思われた方は、新しくなった弊社の「地金重量・参考価格計算ツール(地金くん)」をぜひお試しください。宇宙のロマンが詰まったゴールドの重みと、世界連動のリアルタイムな価値を、その手で今すぐシミュレーションしていただけます。

本物の価値を、本物の技術で。進化したSAKAMOTOの新しい扉を、ぜひ叩いてみてください。

金・銀・プラチナの重量や参考価格を確認できます。

地金計算ツールを見る

コイン・社章・メダルのデザインフォーマットを公開しました

お客様のほうで社章やオリジナルコインを製作するときのデザインをするためのデザインテンプレートを作成して公開しました。

弊社では作成した白黒の版下デザインに従って金型を製作し、そのあとの製品の製作に移行します。

版下デザインについてあまり知識がないお客様のためにも社章とコインとメダルの3種類のデザインフォーマットをご用意いたしました。

aiデータとpdfデータの2種類を用意しましたので、イラストレータを利用可能な場合は、aiデータをダウンロードしていただき、デザインを作成・修正していただければと考えています。作成したデータは弊社のメールアドレスにメールしていただければと思います。

もしデザインがない場合で、デザイン作業が難しい場合は、こちらで対応できることもありますのでご相談ください。

 

デザインフォーマットのページはこちら

社章のデザインフォーマット
社章のデザインフォーマット

オリジナルコインのデザインフォーマット
オリジナルコインのデザインフォーマット

メダルのデザインフォーマットはこちら
メダルのデザインフォーマットはこちら

2024 新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

株式会社SAKAMOTOも1/5から営業を開始いたしました。

日頃お世話になっているお客様の製品の製造、新規のオリジナル製品の案件で1月頭から忙しくなっていますが、本年も一生懸命、品質の高い製品を製造してまいりますので今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

株式会社SAKAMOTO 代表 坂本光雄