エラーコインが280万円?偶然の産物にイノベーションの香り

ERROR COIN COLUMN

エラーコインとは?1円玉が280万円で落札された理由

刻印のずれや穴の位置違いなど、製造時の偶然から生まれるエラーコイン。なぜ希少価値がつくのかを、コイン・メダル製造の視点からわかりやすく解説します。

エラーコイン
エラー硬貨
コイン製造

280万円で落札された1円玉のエラーコイン

以前、製造時に異常が生じた1円玉がオークションで280万円という高値になった記事が話題になりました。

1円玉のエラーコインが高額落札された当時の記事を見る

エラーコイン(エラー硬貨)とは、硬貨を製造する際に刻印や穴の位置などに異常が生じ、そのまま流通した硬貨のことです。

通常は製造工程の検査で取り除かれます。そのため、実際に世の中へ出たものは数が少なく、状態や種類によって収集家の間で高い希少価値がつくことがあります。

掲載される落札価格は当時の記事に基づくものです。現在の市場価値や真贋を保証するものではありません。

エラーコインにはどんな種類がある?

エラー硬貨には、製造工程の違いによっていくつかの種類があります。

刻印ずれ

表裏の模様や文字が、本来の位置からずれて打刻されたものです。

二度打ち

同じ硬貨に刻印が重なって打たれ、模様が二重に見えるものです。

穴ずれ

5円玉や50円玉などで、中央の穴が本来の位置からずれたものです。

穴なし

穴あき硬貨に穴が開いていないものです。検査を通過しにくいため、特に珍しいとされます。

製造時の刻印ずれ、二度打ち、陰打ち、傾斜、穴ずれ、穴なしなどがエラー硬貨の例として知られています。

参考: Wikipedia「硬貨」

なぜエラーコインは高額になるのか

1
流通数が極めて少ない不良品は通常、検査工程で取り除かれます。複数の検査を通り抜けたものは、それだけで珍しい存在です。

2
同じものを再現できない意図して作られた製品ではなく、偶然の条件が重なって生まれます。同じ状態の再現が難しいことも価値につながります。

3
収集家の需要がある通常の硬貨とは異なる特徴が分かりやすいほど、コレクション対象として注目されやすくなります。

4
状態と真贋が重要同じ種類でも保存状態や年代、鑑定結果で評価は変わります。高額品は専門家による確認が欠かせません。

オリジナルコイン製造ではエラーをどう防ぐ?

SAKAMOTOでは、スポーツ大会、イベント、表彰、周年記念などで使われる記念メダルやオリジナルコインを製作しています。

金型へ材料をセットし、プレス機で一枚ずつ打刻した後、研磨、メッキ、色入れ、検査、梱包へ進みます。各工程で職人が状態を確認するため、刻印ずれや仕上げ不良のある製品は出荷前に取り除かれます。

偶然のエラーではなく、狙った表現として設計する

ずれた刻印や欠けたような形をデザインとして表現したい場合は、偶然の不良品に頼らず、金型の段階で意図的に設計できます。エラーコイン風のアクセサリー、ネックレス、限定コインなどもご相談ください。

失敗や偶然から生まれるアイデア

エラーコインのおもしろさは、本来なら取り除かれるはずの「失敗」に、希少性という新しい価値が生まれた点にあります。

  • 失敗から新しい用途を見つける
  • 思い込みを外して別の価値を見つける
  • 偶然の現象を観察し、意図したデザインへ発展させる
私は失敗したことがない。ただ、うまくいかない方法を見つけただけだ。トーマス・エジソンの言葉として知られる表現より

製造では不良を防ぐことが大切です。一方で、ものづくりの発想では失敗や偶然を観察することが、新しい製品のきっかけになる場合もあります。

CUSTOM COIN & MEDAL

オリジナルコイン・記念メダルを製作しませんか?

SAKAMOTOでは、金型製作からプレス、研磨、メッキ、色入れまで一貫対応しています。企業・団体の記念品、イベント、表彰、限定グッズなど、用途に合わせてご提案します。

FREE CONSULTATION

製作内容が決まっていなくても、ご相談いただけます。

用途、数量、サイズ、希望納期をお知らせいただければ、仕様と概算をご提案します。

かんたん見積もり お問い合わせ LINEで相談