株式会社SAKAMOTO は、東京神楽坂でオリジナルコイン や メダル を製造している製作所です。彫刻・プレス・研磨の職人技術で高品質なめだるを製作いたします。
社員表彰 やスポーツ大会の 記念メダル、記念品としての オリジナルコイン ・ 自衛隊のチャレンジコイン など様々な用途の コインの製作に携わっております。
弊社は特に金型原型の彫刻技術の高さを強みとしており、その技術を評価され 2011年に東京マイスターに認定されました。
オリジナルコイン を小ロットから(1枚〜)製作することもできます。
(原型代など初期費用はかかります。)
オリジナルのメダルやコインを初めて製作(検討)するかたは コインのデザインや価格などわからないことも多いと思います。まずは 問い合わせフォームやメールからお気軽にお問い合わせくださいませ。
オリジナルコイン ・メダルの作り方
みなさんはオリジナルコインがどのように作られるかご存知ですか?
簡単に説明すると、金型(原型)をつくって、メダルを製造し、磨き・メッキで仕上ます。
金型はプレス機でメダルの模様を出すために使用されます。プレスされたメダルを研磨し、金メッキでコーティングすると完成です。
1 オリジナルコイン・メダルの価格
オリジナルコイン の製作代は「金型代」と「加工賃」の合計です。
費用についてオリジナルコイン の作成費用のページにまとめましたのでご確認ください。
<オリジナルコインの作成費用(参考)>
直径25ミリで金メッキするコイン(別途 金型代がかかります)
オリジナルコイン | 製作単価 |
高級仕上げ 100枚〜 | 700−800円 |
量産型仕上げ 100枚〜 | 350−500円 |
量産型仕上げ (メッキなし)1000枚以上 | 150円〜 |
2 オリジナルコイン の材質
まずはコインの材質を決めましょう。
<コイン の材質一覧>
材質 | 説明 |
真鍮・銅 | 通常のメッキのコイン・メダルで使用する材質。加工に適しており重さもある。 |
金 | 金の割合が100%のものはK24、75%のものはK18で、58%はK14。それぞれ特徴が異なる。(K24とK18の違い) |
銀 | 純銀とSILVER925がある。アクセサリーなど強度が求められる場合はSILVER925。 |
スズ合金 | ラバーキャスト(鋳造)で製造するときに利用される。 |
洋白・洋銀 | 五百円玉と同じ材質。真鍮よりさらに硬い。 |
3 オリジナルコインのサイズ
製作するコインやのサイズ(直径と厚み)を決めましょう。
直径 | 説明 |
20ミリ | 小さめの一円玉サイズ。純金コインは10−20ミリサイズも多い。 |
25−30ミリ | 500円玉が26.5ミリですので、それに近いサイズです。オリジナルコイン はこのサイズが多いです。 |
40ミリ | チャレンジコインなどやや小サイズのメダルのサイズ。 |
60ミリ | 通常の表彰やスポーツイベントのメダルのサイズ。リボンを付けることもある。 |
80ミリ以上 | 80ミリを超えると特大サイズです。 |
–
4 オリジナルコイン のデザイン
メダルやコインのデザインは基本的に自由に決めることができます。
最終的には「版下」と呼ばれる白黒の図面・デザインにします。
金型はこの版下データを元に製作します。
お客様から版下のイラストレータデータをいただければ早く製作を開始することができます。
もし画像や手描きのデザインしかないという場合でも、送っていただければこちらで調整して版下をつくります。
これまでの製造実績をもとにデザインや仕様についてもご提案させていただきます。また版下をもとにカラー図面も作成することができます
(更新)オリジナルコインのデザインフォーマットを作成しましたのでこちらからダウンロードできます。(ai/pdfデータ)こちらのフォーマットに従ってデザインを作成ください。
5 コインの金型の種類
金型には大きく「平彫り」と「肉彫り」の2種類があります。
凹凸の段差で立体感を表現するものが平彫りです。上の図のコインは平彫りでつくられています。また山なりのカーブをつけて立体感を表現するものが肉彫りです。人物像や複雑な立体感を表現するのが肉彫りです。
コインに下敷きをあててピタッとくっつくのが平彫り、グラグラするのが肉彫りというと分かりやすいでしょうか?
6 オリジナルコイン のメッキ・色入れ
コイン・メダルのメッキや色入れの種類です。
金や銀でメッキする、燻しの仕上げでアンティーク感をだす、コインのシリアル番号をレーザー彫刻で刻印するなど、さまざまな仕上げがございます。
金メッキ コイン
ゴールドカラーのコイン を作る場合は「金メッキ」で仕上げます。
銀メッキ コイン
わかりやすく銀メッキと記載しておりますが、高級仕上げのコイン はロジウムメッキ、量産型の仕上げはニッケルメッキなど用途によってメッキを使い分けます。
燻し コイン
いぶし系はおもに 金古美(金のいぶし)、銀古美(銀いぶし)、銅古美(銅のいぶし)の3種類に分かれます。
色入れ カラーコイン
色入れはメッキや燻し仕上げのあと最後にいれます。色入れには主に「ラッカー」「トギエポ」「七宝焼き」の3種類があります。
コイン のレーザー彫刻
個別にコイン に「シリアル番号」や「受賞者」の名前などをレーザー彫刻で入れます。
8 オリジナルコイン ケース
オリジナルコインやメダルのケースもご用意いたします。(ケース選びも重要です。)プラケース・ビロードケース・桐箱・紙の張り箱などから選ぶことが可能ですので。お問い合わせのときにご相談ください。
コインケースの詳細ページにもまとめていますのでご確認ください。
SAKAMOTOは、国内の職人の熟練の技で、オリジナル製品の金型、製造、仕上げをおこないます。
お客様のご予算や決まっている単価にあわせて、材質や製造方法や仕上げをご提案させていただきます。
コイン・メダル製作のスケジュール
コイン製作は最短3.5週間(〜500枚製作、平彫り・色入れなしの場合)で対応可能です。ただし繁忙期や製品の仕様によって各工程にかかる時間も変わってきます。お問い合わせの時に納期についてもご相談させてください。
銀製のゴルフマーカーの製作
オリジナルのゴルフマーカーはいかがでしょうか?金型・プレス製造で高級感のある ゴルフマーカーを製作いたします。ホールインワン記念やイベント表彰にも喜ばれる銀製や金製のゴルフマーカーにも。
その他
オリジナルコイン の製作実例
- アンティークコイン・金貨・記念硬貨・メダルのレプリカ
- 東京世界選手権(柔道)会の金・銀・銅メダル (人物像メダル)
- マラソン大会 記念メダル
- 海賊をモチーフにした髑髏のコイン
- 海外向け勲章・記念メダル
- 居酒屋や飲食店のサービスコイン(居酒屋平田屋・真鍮製コイン)
- 純金・純銀小判(金型製作)、家紋のコイン・メダル
- ご当地コイン・ゲームコイン・イベント向け純金コイン
- アパレル向けコインキーホルダー・コイン型のオリジナルコンチョ
→ 製作ギャラリーへ
定番は金メダル・銀メダル・銅メダルの3パターン
同じデザイン・金型で、オリジナルコインを2ー3種類に分ける場合、定番は 金・銀・銅の3パターンです。文字通り、金は金メッキ、銀はロジウムかニッケルメッキします。
メダルですと、銅は通常はいぶし系にすることが多いです。(写真のものは真鍮のいぶしですが、銅のいぶしはもう少し赤い色です。)いぶさないで銅メッキすれば光沢のあるピンク色になります。
オリジナルコイン の製作工程
伝統的に金型・鍛造・磨き・鍍金・色入れなど各工程は製作所が分かれており協力して1つの製品を完成させます。
各工程、腕利きの職人で仕上げることによって高いグレードの品物をつくりあげます。
お見積もり、製作、納品、お支払いについて
人物像コイン・オリジナルメダルの製作
石膏・肉彫りによる美しい彫刻製品
社長、創業者、偉人などの人物像コイン・オリジナルメダルの製作は主に肉彫りで製作いたします。
肉彫りにも2種類あり、直接金型に彫っていく方法と、一度石膏をつくってから金型を製作する方法です。
特に人物像のシワ、髪の毛、皮膚、瞳、表情を正確に表現するためには、写真をもとに粘土・石膏で原版を製作してから金型をつくっていきます。
コインの場合は、周りのヘリよりも真ん中のモチーフが低くなるように薄肉(薄い肉感)で彫っていきます。
またメダルの場合は、ヘリよりもモチーフが高くなるくらい肉感の厚みをつけて彫っていきます。コイン方式かメダル方式かご希望の肉感を製作のさいに確認いたします。