三日月宗近・刀剣ストラップ

[製作実績] 三日月宗近の刀剣ストラップ

三條小鍛冶宗近様に納品した日本刀「三日月宗近」の根付ストラップです。

(↓クリックして拡大できます↓)

全長約8cm、スズ合金(ラバーキャスト)、金メッキ

 

前回のブログ記事
刀剣乱舞とは?天下五剣

直径2ミリの家紋、鍔(つば)、柄巻きなど細かい紋様を金型彫刻で表現しています。

三日月宗近-根付ストラップ

 

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真田家の家紋・六文銭の謎に迫る

 

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神楽坂の里山で育てる29種類の植物

こんにちは。

今回は弊社の工房の里山(SATOYAMA)を紹介したいと思います。

神楽坂の工房で社長が仕事の合間にたくさんの植物を育ていて、聞いてみると里山を作っているのだそうです。

 

そもそも里山とは

里山って何か知っていますか?

わたしはよく知らなかったのでネットで調べてみると、都会と大自然の中間の空間を指すそうです。人が利用する森林みたいなことでしょうか。キノコをとったり薪を拾ったりするところですね。高い木が生えていてカブトムシなどが捕れるのも里山になるそうです。

里山の役目には、高い木々が洪水などの災害を防ぐ役割と木々の光合成が空気をきれいにする役割があるそうです。

 

弊社の里山は、都会と自然の中間とすると自然はどこにあるのか?(まさか工房が?)

災害を防ぐ役割はなさそうですが、地域の空気をきれいに少し貢献しているのかな?

またこの緑のおかげで工房の男臭さが減って爽やかな雰囲気になりますね!

 

育てている植物は29種類以上

4月になってこの里山にも春がやってきています。桃の花などが開花しました。

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いったいどれくらいの種類の植物あるのか聞いてみました。

なんと29種類以上もありました!

 

  • ちょうちんすぐり
  • 野いちご
  • はっさく
  • アボカド
  • たらの芽
  • バラ
  • フィリップ
  • もも
  • すだち
  • 大ボケ
  • シャモメ
  • びっくりぐみ
  • きんかん
  • まき
  • パッションフルーツ
  • アセロラ
  • いちじく
  • 西洋いちじく
  • チャイナチェリー
  • さくらんぼ
  • 長崎びわ
  • ブルーベリー
  • サルナシ
  • キウイ
  • ポポ(森のプリン)
  • アケビ
  • 三葉アケビ
  • りんご(アルプスおとめ)

 

神楽坂の工房によったら里山の植物も見てみてください ^_^

 

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なぜ真田家の家紋は6枚のお金を並べる?

今年の大河ドラマ「真田丸」が人気ですね!

関東地区のビデオリサーチによれば、第9回までの平均視聴率は16.6%だそうです。

タイトルの「真田丸」は、江戸幕府が豊臣家を滅ぼした戦である大坂の陣で真田幸村が戦のために築いた城の名前です。
幸村は、大阪城の中でも一番守りが手薄といわれる場所に真田丸を築き、徳川軍と見事な攻防戦を繰り広げた名将として知られています。(関ヶ原のあと真田幸村は父昌幸とともに九度山で謹慎していた)

死後、島津家に「真田日本一(ひのもといち)の兵(つわもの)古(いにしえ)よりの物語にもこれなき由(よし)」と賞賛されました。

ところで、真田幸村の家紋は穴の開いた銭を六枚並べた六文銭です。
他の戦国武将の家紋は、植物や動物をモチーフにしたものが多いようですが、銭の家紋というのは特徴的ではないでしょうか。今回は、そうした6文銭の家紋の由来と、意味について紹介したいと思います。

 

六文銭の由来

真田幸村はどうして、六紋銭を家紋として使うようになったのでしょうか。
その由来にはいくつかの説があります。

例えば、幸村が子ども時代の出来事ですが、幸村の父である、真田昌幸が北条氏の大軍に追われたことがありました。
賢い少年であった幸村は、永楽通宝の絵を描いた旗を武将たちに持たせて夜討ちを行ったといいます。

実は、この永楽通宝は北条家の重臣の家紋でありました。
奇襲を受けた北条氏が、家臣の反乱が起きたと勘違いして戸惑い、混乱するのに乗じて幸村は父を助けたということです。

昌幸は、幸村の手柄をほめたたえて、以後六文銭を旗印にするよう、命じたという説です。

他方で、海野氏という信濃国小県郡海野荘(現在の長野県東御市本海野)を本拠地とした武家の士族が六文銭を家紋にしていたことがわかっています。

真田家の六文銭はここに由来するのではないかという説もあります。
現在では、後者の説が有力なようです。

 

六文銭の意味

穴あき銭が六個ならんだ珍しい六文銭の家紋ですが、これには仏教的な意味があります。
冥銭といって「三途の川の渡し賃」として亡くなった人の棺にお金を入れることがありますが、日本では三途の川の渡し賃は六文であるとされています。

六文銭が手に入らない現代では、六文銭を印刷した紙が代わりに使用されているようです。
ちなみに、中国や台湾、ベトナムでの冥銭は紙幣に似せて作ったお金で、紙銭と呼ばれています。
額面も様々ですが、一般的に大きな額を記入することが多いようです。

このように聞くと、三途の川を渡るのは、海外の方が高いのかと思ってしまいそうですが、そうではありません。
祖先に対する思いの大きさを表すために大きな額を記入するということのようです。
真田家が六文銭を家紋としていたのは、戦やその他日常の駆け引きについても死をも恐れずに立ち向かう、不惜身命の精神で臨んでいることを表しているといわれています。

つまり、六文銭を家紋にすることで、死を意識する反面、強烈な生を得るということでしょうか。
これは、私見にすぎませんが死と生はコインの表と裏のようなものではないかと思う時があります。
生あるものは必ず死を迎えますから、生まれた瞬間から死に向かって進み、いわば、死ぬために生きるようなものかもしれないとも考えられます。
しかし、他方で死を意識するからこそ充実した生をおくることができるともいえるのではないでしょうか。

定めなき浮世にて候へば、一日先は知らざる事に候

真田幸村の言葉です。
明日はどうなるかわからない戦乱の世を生きた彼は、日々、死と向き合いながらも、強烈なまでの生を生きた人なのではないかと思います。

 

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オリジナルショップ「TAGANE」をオープン

雑貨店むけポップ-02

 

東京神楽坂の金属彫刻の工房のオリジナルショップをオープンしました。

オンラインショップ「TAGANE」

👉 http://tagane.theshop.jp

 

コンセプトは「日本の歴史に消えてしまった良いモノを復活させる」

東京マイスターに認定された鏨 (たがね)による金型彫刻、プレス職人による綺麗な型抜き、細部まで美しい鋳造・キャスト、メッキ屋、七宝屋の伝統技術、そして東京随一の磨き職人が丁寧に磨き上げた美しい仕上がり。東京職人たちの匠の技によってつくられたここにしかない価値。

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