造幣局へ行くたった1つの理由

本日は午前中は大宮の造幣局に行ってきました。駅はさいたま新都心でそこから歩いて10分くらいのところにあります。最近は訳あって猛ダッシュで向かってますが💦

では、なぜ製作所のSAKAMOTOはそんなに造幣局にいくのでしょうか?

造幣局は一般的には硬貨つまり100円玉や500円玉を製造している政府の機関です。また硬貨以外では勲章を製造しています。

大阪と大宮にあって硬貨は大阪で製造していると聞いています。

SAKAMOTOが造幣にいくのは、造幣のもう一つの機能、貴金属の品位証明、これをお願いしにいくからです。

ではなぜ品位証明が必要なのでしょうか?

貴金属、わかりやすく純金で説明しましょう。

金製品というのは、わずかな重さでも大変高価なものであります。そのため、それが本物であるかどうか重要となります。

日本はやはり信用の国ですからそもそもほとんど偽物の金が出回りません。そんなことをしたらすぐに目立ちその人は業界から追い出されてしまうでしょう。

製造者は製造物が純金であることを、製造側でも購入側でもない第三者の機関に証明してもらいます。その最も適した機関が造幣局です。

造幣局に実際の製造物(製造途中のもの) を持ち込み、厳重な試験をおこないます。純金であると証明された場合は、製品の一部に純金を証明する刻印が打刻されます。この刻印をホールマークと呼びます。

純金証明のホールマーク(造幣)

造幣局の検定は有料ですのでオプションとなりますが、お客様とお話ししてご希望の場合はホールマークを入れてもらいます。

ホールマークは形が決まっていて、日本の旗と999の文字が並びます。また18金の場合は数字が750になります。

これで金製品が純金製であることがきちんと証明されたことになります。

外国のジュエリーや金製品に偽物の割合が高いです。日本は偽物が少ないため、わざわざ日本に買いにきます。またこのような機関があるおかげで世界で日本製の信用が高いのです。

造幣局のHPはこちら 

 

関連記事

純金コインの製作

[catlist numberposts=5 date=yes search=”造幣局” ]


製造業 ブログランキングへ

 

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください