純銀NEM 限定25個 注文受付開始(+ 純銀XRP 限定5個)

純銀NEMの「透け七宝」を見直して再開発していた純銀NEM(ver2)の磨きが完了し第1号が完成しました。

前回の記事→ 『純銀NEMの『透け七宝』を見直してver2を開発 』

3つの和柄、矢絣、麻の葉、青海波が七宝の中に透けて見えます。

七宝を入れるための彫りの深さと地模様の浅さを注意深く計算しながら金型を完成させます。七宝は何種類もの貴重な七宝の釉薬で試して七宝焼きを試しました。

 

4月17日(土)の12:00から限定25個で純銀NEM ver2の注文受付を開始します。

※ 上記の時間まではBASEの在庫は0になっていますが時間がきたら在庫数をかえて注文を受付します。

※ 純銀NEM、純銀XRPは記念品のコイン となりますので仮想通貨としての機能はありません。

 

純銀NEM ver2 仕様

材質純銀 (SILVER 99.9%)
直径30mm
厚み約1.8mm
仕上げ両面サンドブラスト・両面凸磨き・表3色 透け七宝・ロジウム仕上げ
価格18,000円
ネットストア(URL)https://store.medals.tokyo/items/42841532
納期約3週間(初回分は5/12発送予定)
備考こちらのコインは造幣局の刻印は入りません。
ケース紺色ビロードケース

 

純銀NEMの製作風景をYouTubeにまとめました(^ ^)

 

純銀XRPも限定5個で注文受付開始

また同時に、純銀XRPもようやく完成し、初回分が少ないのですが4/17 から販売を開始いたします。

 

純銀XRP仕様

材質純銀 (SILVER 99.9%)
直径30mm
厚み約1.8mm
仕上げ両面サンドブラスト・両面凸磨き・ロジウム仕上げ
価格10,200円
ネットストア(URL)https://store.medals.tokyo/items/42840516
納期約1週間(初回分は5/12発送予定)
備考こちらのコインは造幣局の刻印は入りません。
ケース紺色ビロードケース

どうぞよろしくお願いいたします。

 

過去の記事一覧

 


ブログ「東京のメダルとコインの製作所」

造幣局へ行くたった1つの理由

本日は午前中は大宮の造幣局に行ってきました。駅はさいたま新都心でそこから歩いて10分くらいのところにあります。最近は訳あって猛ダッシュで向かってますが💦

では、なぜ製作所のSAKAMOTOはそんなに造幣局にいくのでしょうか?

造幣局は一般的には硬貨つまり100円玉や500円玉を製造している政府の機関です。また硬貨以外では勲章を製造しています。

大阪と大宮にあって硬貨は大阪で製造していると聞いています。

SAKAMOTOが造幣にいくのは、造幣のもう一つの機能、貴金属の品位証明、これをお願いしにいくからです。

ではなぜ品位証明が必要なのでしょうか?

貴金属、わかりやすく純金で説明しましょう。

金製品というのは、わずかな重さでも大変高価なものであります。そのため、それが本物であるかどうか重要となります。

日本はやはり信用の国ですからそもそもほとんど偽物の金が出回りません。そんなことをしたらすぐに目立ちその人は業界から追い出されてしまうでしょう。

製造者は製造物が純金であることを、製造側でも購入側でもない第三者の機関に証明してもらいます。その最も適した機関が造幣局です。

造幣局に実際の製造物(製造途中のもの) を持ち込み、厳重な試験をおこないます。純金であると証明された場合は、製品の一部に純金を証明する刻印が打刻されます。この刻印をホールマークと呼びます。

純金証明のホールマーク(造幣)

造幣局の検定は有料ですのでオプションとなりますが、お客様とお話ししてご希望の場合はホールマークを入れてもらいます。

ホールマークは形が決まっていて、日本の旗と999の文字が並びます。また18金の場合は数字が750になります。

これで金製品が純金製であることがきちんと証明されたことになります。

外国のジュエリーや金製品に偽物の割合が高いです。日本は偽物が少ないため、わざわざ日本に買いにきます。またこのような機関があるおかげで世界で日本製の信用が高いのです。

造幣局のHPはこちら 

 

関連記事

純金コインの製作

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ずっしり。1オンスの金貨の重さを知ってるかい?

 

先週は、東京も「春一番」が吹いてあったかくなりました。これでやっと寒さも終わりと安心していたら大雨で自転車でびしょびしょに。。

現在、キャンペーンで使用される純金コイン(金貨)を製造しております。

 

トランプ現象と関係があるのか、2016年の漢字が「金」だったように金製品や銀製品のトレンドが続いているのかもしれません。

ところでコイン・オリジナルメダルの製造では、金貨のデザインや金型の彫刻の具合をチェックするためやキャンペーンの撮影用などに、本番のまえに真鍮・金メッキなどでサンプルをつくることが多いです。

純金のコインとサンプルのコイン、見た目はほとんど同じですが、手にとってみていつも思うことがあります。

金のコインはなんてズッシリと重たいんだ。。

ふつうに暮らしていて金の製品に触れることはあまりないですよね。このサイズでこんなにズッシリと重いものはなかなかありません。

金の比重は19.3あり、世界に存在する金属のなかでもとっても重たい部類にはいります。

それで真鍮と金のコインではどれだけ重さが違うのか?気になります。

たとえば直径25mmで厚みが2mmのコインは体積や約1cm弱です。

そのサイズの純金コインの重さ約18−19gです。一方、真鍮コインの重さは約8gです。

つまり同じ500円玉くらいの大きさのコインでも純金コイン(金貨)のほうが真鍮より2倍重くなります。10gくらい重くなります。

数字ではそのような違いですが、実際にもってみると「うーん、なるほど」。

 

→  金・銀・真鍮などの重さを計算するツール「地金くん」はこちら!

 

金コインやメダルにあうケースは?

コインの製造は順調に進んでおりますが、「ケース選び」にすこし時間がかかっています。

純金のメダル・コインはもちろん最高級の品物ですので、製品にあわせてケースも高級でなければいけません。

わたしたちはメダル社章を製造する場合、高級なケースはビロードにすることが多いです。

ケースの内側に金で会社のロゴやキャンペーン・表彰の名前を「箔押し」することができます。

製品のデザインや種類によっては「桐箱」や皮をはったレザーケースにすることも可能です。

ケースづくりは、これは職人技です。具体的なところを、明日もケース屋さんとおはなしです!

 

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

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世界の金の量はプール3杯分らしい

先日、毎年恒例の今年の漢字が発表されました。

2016年、今年の漢字は「」でした。

金に関係するニュースとして、ポジティブなものは、今年のリオオリンピックで日本選手が金メダルラッシュの活躍があったこと。

ネガティブなものは、前都知事による政治資金私的流用の問題や、東京オリンピックの会場見直しなど財政やお金の問題。

あとは金髪でゴールドイメージの不動産王ドナルド・トランプ氏が第45代アメリカ大統領選挙で勝利したこともあります。

トランプ大統領誕生。30万円の純金iPhoneも登場

金とカネ、名誉と不正、むかしから今も人類は金の魔力にとりつかれているのかもしれません。

 

人はゴールドが大好き

そもそも人類はなんで金・ゴールドが好きなんでしょうか?

紀元前6000年ごろにはシュメール人が金の装飾品を身につけていたそうです。

現代でもアクセサリー、ジュエリー、メダル・コインの製造でも「金」は利用されます。

(たしかに今年は「金」地金でのコインなどの製造の問い合わせが多かった)

かの有名なツタンカーメンの黄金のマスクのように当時の権力者に金が集まっていたのも想像できます。

そう、金は希少価値がとてもとても高い金属です。

人類がいままでに採掘した世界の金の産出量は50mプール3杯分くらいといわれています。

今までに採掘された15万トンの金を比重から体積に計算するとだいたいそのくらいです。

意外ですよね!これだけしかないんです。そりゃあ貴重なわけです。

日本では鹿児島県の菱刈鉱山が最大の金鉱山ですが世界的にみると大きくはありません。

現在は南アフリカやオーストラリアが金の大産出国です。

ふつうの鉱山は1トンの岩石から金は3gくらいしかとれないそうです。

希少性がはんぱなく高い「金」、純金(24金)がもつ金色は本当に美しく最高の輝きです。

やはり金には魔力があるかもしれません。

『えっ、オリンピックの金メダルは純金じゃないの? 』

 

金は星の爆発で生まれた?

金が貴重なのはわかりました。

鉱山を掘っても掘ってもわずかしかとれない金。

金はどこからきたんでしょうか?

調べていると事実は分かっておらず複数の説があります。

一説では宇宙の歴史で何回かしか起こっていない中性子星の衝突による大爆発で金や亜鉛などの鉄以降の金属が誕生したのではと言われています。

その金を含む隕石が地球に激突したのか、それとも地球誕生のときに金が存在したのでしょうか。

星の大爆発で金が生まれた。

壮大なスケールのはなしです。

ずっしり。1オンスの金貨の重さを知ってるかい?

 

西洋の錬金術の歴史でも金はけっきょく作れませんでした。

理論上では金は人工的に作れるそうです。

金より原子番号の1つ大きい水銀(原子番号80)の原子核崩壊によって可能だそうですが、ものすごいコストと年月がかかるそうで現実的ではないそうです。

ちなみに金の原子記号は「Au」、原子番号は79。ラテン語のaurum(アウルム)からきています。銀のAgはラテン語のargentum (アルゲントゥム)に由来しています。

金の特性は、重く(金の比重は約19.3)、柔らかく、延性および展性に富む。空気中で錆びない。金の融点は1064℃で鉄や銅と比べると低い。

まだまだ金は鉱山の発掘にたよるしかありません。

それも枯れてしまったら、可能なのか分かりませんが、海底鉱山に金を発掘しにいかないと金がまったくとれなくなる時代がきてもおかしくなさそうです。(終)


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トランプ大統領誕生。30万円の純金iPhoneも登場

2016年11月8日はアメリカ大統領選挙。

世界中が注目する中、まさかのまさかでドナルド・トランプ氏が勝利しました

今年は6月に英国の国民投票でまさかまさかのEU離脱という結果となり、そういうまさかがまた起こるかもとは思ってましたがまた起きました。(前回:英国がEUを離脱で金が上昇

トランプ氏に勢いがありましたが、直前にFBIがヒラリー氏のメール問題は問題ないという結論をだしていたので、ヒラリーがすこし有利になったのかな?と思いましたが分からないものです。

2016年はまさかが起きやすい年ですね。

ということでトランプ大統領が誕生します。

ドナルド・トランプ勝利演説

 

 

トランプ市場で金は上昇?

ヒラリー勝利を予想していた投資家は、今回は落ち着いたかんじになると安心していたらトランプ氏勝利でまた大嵐になってひーひーいってそうです。株価は急降下したあと急上昇しました。

トランプ勝利で株価が急降下したときに、これから4年間はダメ大統領のもと経済は低迷するからと予想して「売り」だろと注文したら、急上昇してお手上げになっていたでしょう。

嵐のときは手をださないで見守るほうがよさそうですね。

株価や通貨が不安定になると逃避先として金が買われ金価格が上昇することが多いです。

われわれはメダル、社章、カフスなどの製造のため、地金として金・銀などの貴金属を仕入れます。そのため金相場の動きには敏感になります。

11月8日の選挙後にたしかに上がりましたが昨日からまた金が急落しています。。まだまだ不安定です。荒れています。

 

トランプ氏の純金iPhoneが30万円

海外の記事でトランプ氏の顔が彫られた人物像の純金iPhone7が登場したそうです。

いやあ、なんだろ。ぜんぜん違和感ないですね。

トランプとゴールド、相性抜群ですよ。

Business Insider: You can now buy a gold-plated Donald Trump iPhone for about $3,000

トランプ大統領純金iPhone
トランプ時期大統領の純金iPhone

製造はプーチンの純金iPhoneもてがけたCAVIAR社です。

記事によるとCAVIARはこの純金iPhoneをトランプ氏に渡すためにできることは何でもするそうです。

上にはトランプ氏の男前(すこしイケメン度もってる?)な肖像の彫刻とまわりに「DONALD JOHN TRUP」の文字。

真ん中には米国エンブレムが手彫りされています。

下には星とTRUMPの文字と彼の選挙スローガンが彫刻されています。

Make America Great Again

全体的に地面に美しい波のようなカーブの模様(地模様)がはいっています。

これはぜひ生で見てみたいですね!

注文を受けてから製造するのか量産して在庫をもっているのかも気になります。

いやあ、お金あるトランプの支持者は買うんでしょうね。

 

ちなみにCaviar社のサイトでオンライン注文できるようです。

 

 

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