先週は、東京も「春一番」が吹いてあったかくなりました。これでやっと寒さも終わりと安心していたら大雨で自転車でびしょびしょに。。
現在、キャンペーンで使用される純金コイン(金貨)を製造しております。
トランプ現象と関係があるのか、2016年の漢字が「金」だったように金製品や銀製品のトレンドが続いているのかもしれません。
ところでコイン・オリジナルメダルの製造では、金貨のデザインや金型の彫刻の具合をチェックするためやキャンペーンの撮影用などに、本番のまえに真鍮・金メッキなどでサンプルをつくることが多いです。
純金のコインとサンプルのコイン、見た目はほとんど同じですが、手にとってみていつも思うことがあります。
「金のコインはなんてズッシリと重たいんだ。。」
ふつうに暮らしていて金の製品に触れることはあまりないですよね。このサイズでこんなにズッシリと重いものはなかなかありません。
金の比重は19.3あり、世界に存在する金属のなかでもとっても重たい部類にはいります。
それで真鍮と金のコインではどれだけ重さが違うのか?気になります。
たとえば直径25mmで厚みが2mmのコインは体積や約1cm弱です。
そのサイズの純金コインの重さ約18−19gです。一方、真鍮コインの重さは約8gです。
つまり同じ500円玉くらいの大きさのコインでも純金コイン(金貨)のほうが真鍮より2倍重くなります。10gくらい重くなります。
数字ではそのような違いですが、実際にもってみると「うーん、なるほど」。
→ 金・銀・真鍮などの重さを計算するツール「地金くん」はこちら!
金コインやメダルにあうケースは?
コインの製造は順調に進んでおりますが、「ケース選び」にすこし時間がかかっています。
純金のメダル・コインはもちろん最高級の品物ですので、製品にあわせてケースも高級でなければいけません。
わたしたちはメダルや社章を製造する場合、高級なケースはビロードにすることが多いです。
ケースの内側に金で会社のロゴやキャンペーン・表彰の名前を「箔押し」することができます。
製品のデザインや種類によっては「桐箱」や皮をはったレザーケースにすることも可能です。
ケースづくりは、これは職人技です。具体的なところを、明日もケース屋さんとおはなしです!
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「ずっしり。1オンスの金貨の重さを知ってるかい?」への1件のフィードバック