日本では、徽章、社章、バッヂ、メダルなどの金属系アクセサリーが伝統的にどのように作られてきたのかご存じでしょうか? 弊社では日本の伝統工芸である鏨を駆使した原型彫刻を行っております。
金属アクセサリーの作り方を7ステップ
- 版下作成
- ゲンバン作成
- 土台に原型彫刻
- 手彫り
- 焼き入れ
- プレス
- 色入れ、メッキ、仕上げ
版下
まずデザイン画を元に版下(はんした)と呼ばれるデザイン画を作ります。
たとえば下の図です。
ゲンバン
2.描いた版下から、ゲンバンとよばれるでこぼこの板を作ります。
こんな感じのものです。版下とは左右が逆になるんです。
原型彫刻
3. つぎに彫刻機で金属の土台にデザインを彫っていきます。
彫刻機を動かしているところ
手彫り
粘土で原型を作ることもあります。その粘土から石膏レリーフを作り、それをもとに彫刻機で彫っていきます。
これは、人物像のメダルの製作中です。銅像なども似たように作ります。
焼き入れ
5. お窯に入れて焼きを入れます。
この中に彫り上がった型が入っています。
その後、さらにもう一度200℃程度でなまします。
以外と家庭用オーブンを重宝してます。。
焼く時にかけて焼いたホウシャとよばれる粉を洗いおとしていよいよ型の完成です!
プレス
6. この型をもっていざプレス屋さんへ!
(詳細は 台東区のプレス加工「檜山製作所」へ )
この型を使ってプレス機でど〜んと打ったのが下の図です。
メッキ
7. メッキや、色入れ、仕上もできて、完成するとこうなります。
完成品 見本
雄型、雌型とは?
型は、雄型と雌型の2種類あります。
雄型は完成品とまったく同じで、雌型は完成品とまったく逆のでこぼこで、左右も鏡に写したような逆の状態です。普通は「雌型」を作りますが、中には雄型を土台に打ち込んで雌型を作る事もあります。
下の図は実際にプレスにつかう雌型
4. 彫刻機で、彫った後、手で彫って仕上げます。
こんな台にのせて固定して顕微鏡の下で仕上げていきます。
アクセサリーの製作は一点物から5000個以上も承ります。法人向け / OEM製造にご対応いたします。お見積もりは無料です。
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