東京オリンピック2020が閉会式を迎え無事に終了しました。
日本チームはたくさんの金メダルをとり、それぞれのスポーツにとっても未来が明るいニュースになりましたね!
別のニュースで、とある市長が訪問していたオリンピック選手の金メダルを噛んで炎上していましたね。きたない、傷がつく、交換してもらえないのか、、など。。
おじさんが噛んだらきたない、かどうかは置いといて、お仕事で記念メダルを製造していますので「金メダルをかんだらどうなるの?」について考えてみました。(ちなみに私は噛んだことはありません)
前回、オリンピックのメダルは何でできているか についてブログに書きましたが、メダルの材質は「純度92.5%以上の銀製メダルの表面に6g以上の金でコーティングしたもの」とあります。つまり純銀のうえに金でコーティングしてあります。
純銀も金も金属として銅や真鍮などと比べてもやわらかい材質です。地金そのままの板ですと簡単に曲がります。おそらく噛めば歯形もつきます。
しかし金メダルは、100トン以上の力でプレスしてつくりますので、そのときにものすごく圧縮されて強度が増します。さらに厚みが10ミリ近くあるのでそのぶん強度もあります。わたしの力では曲げることはできません。
通常の金メダルはかたい真鍮に金メッキです。メッキするともっと硬くなります。ものすごく硬いです。勢いよく噛んだら歯が逝っちゃいます。キーンって星でてくると思う。
オリンピックの金メダルはそこまでの強度はないけど、噛んでも歯形はつかないのでは。あとはその人の顎と歯の力によるところ。。
個人的には、金メダルをもらった人がかむのはいいと思うが、それを別の人が噛むのは、ふつうやらないよね。
結論として、、金メダルは噛まないほうがいい。
いつも読んでいただきありがとうございます。